冬のバッテリー上がりに要注意!寒くなる前に確かめたい交換のサイン

車のバッテリーの端子部分のアップ

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。寒い朝、「エンジンのかかりが、いつもより重い気がする」と感じたことはありませんか。今回は、冬に増えるバッテリー上がりについて、JAF(日本自動車連盟)の情報をもとに、原因と寒くなる前に確かめたいポイントをご紹介します。

JAFの出動理由で、一番多いのがバッテリー上がり

JAFによると、ロードサービスの出動理由で年間を通して最も多いのがバッテリー上がりです。2023年度は、一般道と高速道路を合わせた出動の約41%を占めました。年末年始(2025年12月27日〜2026年1月5日)の出動データでは、バッテリー関連のトラブルが全体の50%以上となっています。

冬にバッテリーが上がりやすい理由

バッテリーにとっての適温は25℃くらいといわれています。気温が下がるとバッテリー液の温度も下がって化学反応が鈍くなり、性能が落ちやすくなります。

さらに冬は、暖房やデフロスター(曇り取り)、ライトなど、電気を使う装備の出番が増えます。性能が落ちたところに大きな負担がかかるため、冬はバッテリーが最も上がりやすい時期とされています。夏の暑さや渋滞で酷使されて弱ったバッテリーが、冬になってトラブルを起こすことも考えられます。

こんなサインが出たら、早めの点検を

JAFでは、次のような症状をバッテリーの交換を考えるサインとして挙げています。

  • エンジンのかかりが悪くなった:セルモーターの回り方が弱々しく、重苦しい音に変わってきたら要注意です。
  • アイドリングストップが働きにくくなった:バッテリーの電圧が下がると、アイドリングストップが自動的に制限されます。「信号待ちでエンジンが止まらなくなった」と感じたら、劣化のサインです。
  • バッテリー本体に異常がある:側面や底の膨らみ、端子のまわりの白い粉のような汚れや腐食も、点検を受けたいサインです。
  • ライトの明るさやパワーウインドーの動き:ライトの明るさがエンジンの回転数によって変わる、パワーウインドーの動きが遅くなる、といった症状が出ることもあります。
  • 前回の交換から2〜3年以上たっている:交換の目安は、一般的なガソリン車で2〜5年、アイドリングストップ車で2〜3年です。近年のバッテリーは、前ぶれなく突然エンジンがかからなくなることも少なくありません。

あまり長い距離を走らない、近所の買い物にだけ使っているといった車は、バッテリーの寿命が短くなりやすいといわれています。前回いつ交換したかを覚えておき、2年以上たっていれば、こまめに点検を受けると安心です。

日頃からできるバッテリー上がりの予防

  • 降りるときに、ライトや室内灯の消し忘れを確かめる:バッテリー上がりの原因で多いのが、ライトや室内灯の消し忘れです。ドアがしっかり閉まっていないと、室内灯が点いたままになることもあります。
  • エンジンをかけずに電装品を使い続けない:エンジンを止めた状態で電気を使うと、充電されないまま電気が減っていきます。
  • 冬の間は、自動アイドリングストップを切る:JAFでは、再始動のときのバッテリーへの負担を減らす方法として紹介しています。

なお、ハイブリッド車や電気自動車にも、ライトや制御用の機器を動かす12Vのバッテリーが積まれています。このバッテリーが上がると、走行用のバッテリーに電気があっても走れなくなることがあります。

冬本番の前に、お車の主治医へ

雪が降り始めると、エンジンがかからないトラブルは大きな困りごとになります。冬タイヤへの交換や点検の際に、バッテリーの状態もあわせて確かめておくと安心です。「最近エンジンのかかりが気になる」「前に交換したのがいつか分からない」といったことも、どうぞお気軽にご相談ください。

境谷自動車はつがる市の整備工場ですが、五所川原市からも車で約10分〜15分と好アクセスです。つがる市・五所川原市周辺で車の点検・整備をお考えの方は、お車の主治医・境谷自動車にお気軽にご相談ください。

参考:
・JAF Mate Online「年間救援件数が最も多いバッテリー上がり! 気温が低い冬場や春先は要注意!」
・JAF Mate Online「プロが教える冬の愛車メンテ」
・JAF クルマ何でも質問箱「クルマのバッテリー交換の時期はいつ?寿命の目安や交換が必要なサインを解説」
・JAF クルマ何でも質問箱「バッテリー上がりの原因と症状、点検方法とは?」

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